子どもの貧困・虐待について考える

ちょっと衝撃的な見出しになってしまいました。。。

私は図書館へ行くとワクワクします。

分野は問わず、気になる見出しの本を手に取り、パラパラとめくり読みたいかどうか考えます、普通ですね(笑)

で、以前は自己啓発本を読む事が多かったですが、ふと気づいたんです、

「これを読んでも私自身は何も変わってないなあ、」

と。

他人の成功ストーリーを自分に当てはめても上手くいくはずがないか、と。

私は私のやり方でしか、きっと満足できる結果にならない、

そう思ったら自己啓発本から足が遠のきました。

で、最近の私が時間も忘れて読みふけるのは、特別な環境に身を置く子どもの話(実話)

保育士免許を取る以前からそういう事には関心がありました。

精神に障害を持った子が入所(生活)する施設に数回ボランティアにお邪魔したこともありました。

その中で、子どもの貧困や虐待といった部分も知りたいという気持ちがありました。

以前、テレビ番組のなかで、島田妙子さんという方の講演の様子が放送されていて、私はくぎ付けになりました。

壮絶な自らの体験をお話しされ、それでも前を向いて生きておられる姿。

何年か前にその放送をみたのですが、偶然図書館で手にした本も、その方が書かれたものでした。

題名:【虐待の淵を生き抜いて】

両親からの壮絶な虐待を経験しながらも、他の人との関わりの中で人の温もりを感じ生き抜いていく様子と、

自分の経験を虐待の加害・被害者両方への支援につなげるべく行動されている様子

人として必要なものがギューッと詰まった1冊でした。

そして、この方の凄いところは、

『過ぎたことはもういい』

そう言える強さ。

『自分の人生をどう生きるか、どう生きたか』

若くして亡くなった小兄さんの言葉を胸に生きている姿に感動の嵐

子どもの貧困は6人に1人と言われています。

この数字は驚きと共に、、、

しかし、今もしも、子育て中の私たちが人生につまづけば

たちまち生活が立ち行かなくなる可能性は誰にでもあるということ。

今の自分には何が出来るのだろうか。。。無力さを感じずにはいられない。

また、貧困と虐待はセットになっていることが多いとのこと。

普通の感覚を持った人でも、困難な状況が重なれば、弱いものに甘えてしまう可能性がないとは言えません。

自分の怒りの感情をコントロールするためには、6秒待つと良いそうです。

私も子どもがまだまだ手のかかる頃は、この手を使いました。

怒りが爆発しそうな時は、一旦その空間から出たり、トイレへ行ってクールダウンしたり。

自分だけが子育てに大変な思いをしていると思っていた頃は、

虐待という言葉は日常と紙一重にあることだな、

全然特別は状況ではなく日常に潜んでいる、そう感じることがありました。

この手を振りかざしてしまえば、その紙一重の紙など一瞬でバラバラになってしまう。

最後は自制が効くか効かないかの違いだけだと。

私の場合は不遇な環境ではなく、普通に子育てをしていた主婦

そんな私ですら、そんな思いになるほど子育て(特に幼少期)は大変でした。

そこに、もしも別の要因がのしかかればたちまち悲しい結果があったかもしれない、そう思うのです。

話を聞いてくれる人がいるか、味方になってくれる人がいるか、これは、本当に大きな要素だったと思います。

私はカウンセラーではありませんが、そんな子育て中のお母さんの気持ちに寄り添う方法はないものかと日々考えています。

こんな私ですが、ハンドマッサージを受けながらのおしゃべりというメニューをご用意してます。

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