わたしメッセージ ~具体例編〜

ご機嫌いかがですか?

アロマとこころのセラピスト えりかです。

さて、前回まで子どもへのメッセージの伝え方のヒントという事で、わたしメッセージというものをご紹介しました。

これについて、具体的な使い方に少し触れてみたいと思います!

わたしメッセージってどんなふうに使うの?

普段の生活でついつい言いがちな

「早く!」

「勉強しなさい!」

「うるさい!」

このような言葉は、あなたメッセージと言われるものです。

「(あなた)早く!」

「(あなた)勉強しなさい!」

「(あなた)うるさい!」

このような言葉は子どもの自尊心を傷つけてしまうのです。

対して、わたしメッセージを使った場合の具体例を書いてみます。

*親が本を読んでいる時に子どもに遊ぼうとせがま「うるさい!」と言いたくなってしまう状況*

「うるさい!」をわたしメッセージに変えてみます。

「お母さん、今、本が読みたいんだよ。」

「うるさい!」では、親が考えていること(本が読みたいということ)が子どもには分からないのですが、わたしメッセージにすると、親の考えていることが子どもに分かるのです。

そして、

「このページまで読んだら遊べるから、それまで待って貰えると嬉しいな」

このように、具体的なその後をどうしたいという考えるを伝えると、子どもはその後の行動を想像しやすくなるだろうと思うのです。

一緒に生活する家族だから、口にしなくてもそんな事分かるはず、そう思うことがよくあります。

しかし、思いや感情、【嬉しい、楽しい、悲しい、辛い…】を口にしなければ分からない。

これは慣れるまで意識的に使ってみないと自然にはなかなか出来ないものです。

日常的にわたしメッセージを取り入れることで、自分も周りも幸せになれると思うのです!